やままごと

山道具と山歩きに関する、ままごとみたいな試行錯誤メモ

チタンマグポット500不安定問題

 エバニューチタンアルスト(EBY254)の厳冬期以外の運用については、十字ゴトク(EBY253)を利用するのが火力と燃費のバランスにおいて最適解である。というのが持論であり、また、ソロの山コーヒーセットとして、エバニューチタンマグポット500(ECA266)ベルモントチタントレールカップ280(BM‐007)を愛用している現状において、いよいよ避けて通れないのが、チタンマグポット500の底のふくらみである。

 

 Amazonのレビューなどでもちょいちょい指摘されているが、チタンマグポット500の底部、わずかにふくらんでいる。こういうものかと思って、使い始めの頃はあまり気にしていなかったのだが、最近になって、十字ゴトクと一緒に使っていてその不安定さに危険を感じる様になった。 

 当初は、十字ゴトクを組んだ時の微妙なガタツキが原因かと思っていたが、思い返すと、トレールカップ280をマグポット500ストーブセットと一緒にスタッキングするようになってから、底のふくらみがよりひどくなったように思う。

スタッキングしたときに蓋がちょっと浮いていたのが最近近あまり気にならなくなっていたのだが、その分、底が出っ張っていたわけである。

 とりあえず、底を手で押し込んでみた。ペコン!と音がしてすぐ戻るが、負けじとぐいぐい押して凹ませる。安定したようなので片付けようと元通りにスタッキングするとペコン!とふくらんでしまう。やり直し。

 凹ませた状態で数回、湯沸かしをしてみる。沸かしている最中にペコン!となったら大惨事になりかねない。が、一応大丈夫なようである。

 スタッキングした状態で無理に蓋をしなければ、底に負荷はかからないようであるので、当面しまうときは蓋を逆さに置いて様子を見ることにする。

(しかし、やっぱり安全面を考えるとガスストーブに乗り換えるべきかとか、とりあえずコッヘルを買い替えればいいんじゃないかとか、沼に近づきつつある予感…。)

 【追記】その後、スタッキングのやり方を変えた(DXスタンドとチタントレールカップ280を保護布なしで、チタンマグポット500に逆さまに入れるようにした)ことで、チタンマグポット500の底のふくらみは解消しました。詳細はリンク先の記事内で。

EPIガスQUO STOVEとエバニューアルスト比較 - やままごと