やままごと

山道具と山歩きに関する、ままごとみたいな試行錯誤メモ

アルストとコッヘルでご飯を炊く 3

 忘れた頃に思い出したように更新されるアルスト炊飯ネタですが、どうやら完結の目途が立ちました。

 今まで、ノーブランドのステンレスのコッヘルで試行錯誤していましたが、昨年に入手した、エバニューのセラミックコッヘル深型(ECA187)を使ってみたら一発でほったらかし炊飯成功。どうも火器よりもコッヘルの熱周りの良し悪しが炊飯成功を左右するようです。

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覚え書き

  • エバニューアルスト(EBY254)に熱周りの良いコッヘル直置きと、重し。
  • 洗った白米1合
  • 洗って吸水 させたさせる前のお米の上に立てた指の第一関節まで水を入れる。大体200㏄
  • 吸水1時間以上
  • 燃料30ml強。着火して、炎が安定してからコッヘルを置く。コッヘルのふたの上に重しを載せる(別のコッヘルに水を入れて載せておくとそこそこ熱くなるので、飲み物や汁物などに使える)。
  • コッヘルを載せて十数分で沸騰、おねばが吹きこぼれます*1が気にせず放置。さらに十数分経って吹きこぼれが減ってプチプチ音がし始め(このままだと焦げそう…)と思う頃に自然消火する。*2
  • コッヘルをタオル等で包んで蒸らす。

 メスティンでなくてもトランギアでなくても固形燃料使わなくても、これで自動炊飯できます。

 エバニューのセラミックコッヘルは残念ながら既に廃番ですが、こちら辺りが炊飯向けかと思います。

*1:水の量がちょうどよければそれほどでもない。

*2:匂いで火加減調節のタイミングを計るのが一般的飯盒炊飯の定番ですが、アルスト独特の臭いや吹きこぼれが焦げた匂いなどでちょっと判断しづらいと思いました。