使用感など(ザック・ストック・ハイドレーション)
せっかくそろえた道具たちをしまい込んだまま、夏を終えてしまうのはあんまりだと思ったので、先日、日帰り登山(ハイキングレベルですが)に行ってきました。以下、初使用しての感想など。
- ザック(オスプレー シラス36)
ちゃんとした登山用ザックは初めてでしたが、肩ベルトなど体に跡がつくこともなく実に快適でした。(自分の場合、普通のショルダーバッグなどでも、肩にかけて一日歩いていると大概痛々しい跡がつくのです)。背面メッシュで不快な背中の汗も気にならず、さすがの登山用を実感。夏山日帰りにはやはり少し大きかったですが、各部のベルトを締めることで中身がガタつくこともなく、まあ許容範囲内かなと。
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ストック(ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト)
これもストック自体初導入なのですが傾斜など不安定な場所になると本領発揮。
前回ストック無しで歩いた時はかなり下半身(特にひざ)に局所的に負担がかかった感がありましたが、今回はそれが上手いこと全身に分散された感じ。
登り下りによって長さをこまめに調節したり、グリップの持ち方を工夫したりは欠かせませんが、もう手放せなくなりそうです。
- ハイドレーションシステム(エバニュー ウォーターキャリー+ハイドレーションチューブ)
これも初導入。正直、出発前に試したときはあまりにゴム臭くて「失敗した…」と思った。まるでゴムの水泳帽から汲んだ水を飲んでるみたいな味。
しかし、実際使ってみると、行動中にいちいちザックを下ろさずに水分補給が出来る便利さは、ゴム臭への嫌悪感を凌駕した。とくにザックが(無駄に)大きい自分の場合、かなり体力の消耗を防げたと思う。
ただし、ザックを下ろして休憩するときにゴクゴク飲むには、ハイドレーションチューブ越しの水は質・量ともにやはり辛い。休憩時用に別の水筒かペットボトルなどは持参したほうがいい。